めっき皮膜でミリ波電波透過
(株)日本表面処理研究所 開発協力
ミリ波レーダーシステムは、電波の送受信により先行車との距離と相対速度を計測するもので、次世代の先進安全システムのキーデバイスとして注目されています。現在、ミリ波システムはグリル中央に取り付けられたレーダーカバー(マーク)を介して電波の送受信がなされています。この為、マークには意匠と電波透過が求められ、インジウム(In)が蒸着により成膜されています。Inはレアメタルであり且つ高価な金属である為、生産性、コストに課題があります。
本技術はIn蒸着の代替として、Inよりも安価なニッケル(Ni)を利用し、めっき法でミリ波電波透過を可能にしました。また、金属調意匠性も付与する事ができる新しい技術です。
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めっき皮膜で電波透過を可能にした新技術
![]() 参考試作品(製品とは異なります。) |
![]() 薄膜微細クラックめっき |
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| 独自のめっき技術により、薄膜Niめっき膜に微細 クラックを入れ電波透過を実現。金属調外観も得 られます。 |
- めっき膜のミリ波透過特性は-0.5dB以下とInとほぼ同等の透過特性を有しています。
- 高価なIn蒸着に替わるNiめっき皮膜により、金属膜付与工程のコスト削減に繋がります。(△50%)
- ミリ波電波透過を必要とする電子機器の筐体装飾めっきとしても利用できます。



